10月4日から6日、アグリビジネス創出フェア

元氣農業開発機構、2小間に6社出展

 

 技術で実現!農林水産業の競争力強化!!をテーマに開催するアグリビジネス創出フェア2017(農林水産省主催)は10月4日から6日までの3日間、東京ビッグサイト東7ホールで午前10時から午後5時まで開催する。

 

 このフェアは、全国の産学の機関が有する、農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションで分かりやすく紹介し、研究機関間や研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術交流展示会」とされている。

 

 「民間企業が開発した技術を結集して我が国の農林水産業を元氣にさせよう」ということをモットーに活動しているNPO法人元氣農業開発機構は、公益財団法人農村更生協会とともに八ヶ岳中央農業実践大学校において民間企業の技術を検証する「八ヶ岳フォーラム」を行っている、

 

今年は10社以上がプレゼンテーションを行った。

 

 いずれも農林水産業において所得を向上させるものばかりで関係者から注目を浴びている。中小企業が開発した技術はなかなかいいものでも普及しないのが実情。その壁を取り払うためにアグリビジネス創出フェアで、色々なコーディネーターに相談していこうと出展している。

 

 今回は2小間に6社出展するが、出展スペースが小さいので1社1メートル弱のスペースとなる。写真パネルも1枚が限度。

 

 出展者は、今後、陸上養殖(淡水、海水)がより普及するものと思われるが、その先端技術として注目される水耕栽培プラス養殖(淡水、海水)プラス果樹栽培を可能としたもの、すでに実証試験は行われ、色々な野菜を水耕で栽培、その水で養殖、ナマズ、錦鯉、モロコを養殖、それにレモン、オリーブを栽培している。これをシステム化して全国各地に普及させるためにどのように行うか、まだ技術的に改善する余地もあり、どのような技術を取り入れていくべきかなどをコーディネーターに相談していくというもの。

 

 また、農産物を生産するために必要な土壌分析。農家自らスマホで土壌分析が可能という技術。土壌に何が足りないのか、何が多すぎるのか、などを分析することは必要不可欠なもの。

 

 また、養殖、果樹、畜産等に必要な技術、研究が相次ぐ。

 

 群馬の肥沃な大地から生まれた天然の赤土、黒土を原料に、人と自然の再生を視野に入れた製品の研究と製造・販売をしているソルチも出展。

 

 水の浄化に関する技術では、災害時に必要な生活水を泥水、池などの水を水道法の基準に合致すほど綺麗な水にするというアクトモアも出展。

 

 さらに畜産、露地栽培、水耕栽培に必要不可欠な水を生成する活性器。この活性水は3種類のセラミックを通すだけで色々な効果があるというもの。多くの研究機関とのコラボレーションが必要。

 

 地域活性化、産業化で注目されているレディ・ガーリック。8月末には埼玉県所沢に完成するハウスは炭素繊維を使用したもので、鉄より安く、錆びない、外気温度を制御、鉄より強度があるというもの。このハウスでレディ・ガーリック栽培するというもので注目に値する。勿論、学校の廃校施設を利用して栽培も可能で各地で普及し始めているが、その現況を展示する意向だ。

 

御池鐡工所、ファインバブルで耕畜連携に貢献

鶏の卵、3L、重さ97グラム、関係者驚く

 

㈱御池鐡工所=小林由和社長・広島県福山市神辺町川南396―2、電話084(963)5500=が開発したファインバブルが画期的な成果を上げている。6月27日、28日に八ヶ岳中央農業実践大学校で開催された八ヶ岳フォーラムで同社の林政秀課長が農林水産省の委託事業「革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)においてファインバブル等による畜産廃棄物の悪臭対策と耕畜連携システムの構築と題して中間報告を行った。参加者が驚いたのは鶏卵の大きさ。3L7・5センチ、卵の重さが97グラム。通常のMサイズより一回り大きい。林課長も水によってこんなに違いがでると思わなかったようだ。同課長はファインバブルや事業内容を説明した。

 

 

 

御池鐡工所の林政秀課長は「ファインバブル等による畜産廃棄物の悪臭対策と耕畜連携システムの構築」について次のように話した。

 

 この事業の代表研究機関は鹿児島大学(ファインバブル畜産廃棄物処理コンソーシアム)。参画企業は鹿児島大学、鹿児島県農業開発総合センター、鹿児島県大隅加工技術研究センター、穂栄㈱、㈱エム・ティー・エル、㈱国見食品、公益財団法人農村更生協会八ヶ岳中央農業実践大学校、㈱御池鐡工所、㈱T・Sエコファーム。

 

 技術開発等の内容は次のように説明した。

 

 1 ファインバブル等による悪臭を生じない豚糞尿の液肥化技術と耕畜連携システムの開発

 

(1)固液分離を要しないスラリー状液肥の製造技術の開発

 

ファインバブルおよび活性化腐植を用いて開水路型ろ床装置において豚糞尿から無臭の液肥を製造する.

 

(2)地下水の汚染防止に配慮した液肥利用技術の開発

 

湧水および河川の水質分析を行うとともに地下水を汚染しない栽培のための液肥利用技術を開発する.

 

(3)ファインバブル液肥の肥効特性の解明

 

製造液肥をポット栽培,野菜作,茶栽培に利用し,生育・収量・品質を分析して肥効特性を解明する.

 

( 4)液肥の通年利用のための作物栽培体系技術の開発

 

春夏作,秋冬作の野菜ならびに茶について農家ほ場栽培試験を行い,液肥の通年利用技術を開発する.

 

(5)液肥施用の土壌微生物叢への影響解明

 

栽培試験で使用した栽培土壌及び植物根圏の微生物叢から微生物のDNAを抽出し,遺伝子を解析する.

 

(6)収穫野菜類の成分・品質の分析・評価

 

液肥を利用して栽培された作物の品質を分析・評価し,液肥施用栽培のメリット・課題を明らかにする.

 

(7)開発された耕畜連携システムの経営的評価

 

小規模養豚農家へのファインバブル装置導入による悪臭除去と液肥利用による経営改善効果を分析・評

 

価する.

 

2 ファインバブル等による畜舎(鶏舎・乳牛舎)及び堆肥舎における悪臭環境改善技術の開発

 

(1)植物抽出物混合発酵液の理化学的特性の分析・評価

 

植物抽出物混合発酵液の微生物フローラおよび酵素の活性度を分析し,理化学的特性を明らかにする.

 

(2)ファインバブル水の家畜飲料水への利用及び植物 

 

抽出物混合発酵液の飲料水及び飼料への添加

 

による生産性向上技術の開発

 

ファインバブル水等の飲料水等への利用による産卵鶏の生産性向上技術等を開発する.

 

(3)ファインバブル等による畜舎及び堆肥舎の悪臭環境改善技術の開発

 

ファインバブル等の畜舎及び堆肥舎への霧化散布による悪臭改善効果,得られた堆肥の肥効を分析する.

 

・現状における畜舎(鶏舎,乳牛舎)及び堆肥舎の悪臭の80%~90%削減

 

・豚糞尿の液肥化により,BODCOD及びアンモニアの濃度の80%~90%削減

 

・堆肥及び液肥の施用による化学肥料1/2削減の減化学肥料栽培

 

・液肥利用耕種農家における生産農業所得の5%向上

 事業の2年目を入っているが、「昨年の夏、今年の夏と八ヶ岳中央農業実践大学校に臭い問題で苦情が来なくなった」と臭いの問題がかなり改善されているようだ。

 

バイオグラスをシャワーヘッドに組込む

農畜産業で効果、普及に力を注ぐ

 

 バイオグラスをシャワーヘッドに組込んで低価にして農林水産業で使ってもらおうとしている会社がある。その会社は株式会社医研だ。バイオグラスとは天然鉱物、麦飯石、磁鉄鉱を主原料として、1000℃以上の高温で溶解してグラス状にしたもの。マイナスイオンを発生する麦飯石、遠赤外線セラミックとプラスイオンを発生する焼成セラミック(1800℃)の3種類が入っており、農作物、果樹の生育に驚くような効果があり、病害虫を孵化させない効果も挙げている。雨水、川水、井戸水、池水など、バイオグラス活水器を通過したものを農業用水に使用すると大幅な改善とコストダウンが期待できるとしている。活水器そのものの価格は464,400円と837,000円。今回、シャワーヘッドにバイオグラスを入れて(定価27,000円)色々なものに使っていただきたいと同社では言っている。

 

第2回八ヶ岳フォーラム、大盛況に

各企業のプレゼンテーションに話題騒然

 第2回八ヶ岳フォーラム(公益財団法人農村更生協会・NPO法人元氣農業開発機構共催)が6月27日、28日の両日、長野県原村の八ヶ岳中央農業実践大学校において盛大に開催された。来賓として出席した農林水産省農林水産技術会議事務局の小島吉量研究推進課長は農林水産業の発展に現場の声を聞いた技術開発が重要と述べ、ゲスト講演、校内視察、夕方から交流会が開かれた。

 翌2日目朝から各企業のプレゼンテーションが行われた。

農業と漁業を結合!第1次産業の救世主登場

 八ヶ岳中央農業実践大学校で開催された八ヶ岳フォーラムで日本の一次産業の救世主「魚の養殖と水耕栽培を結合したシステム」と題して研究発表したルーセントCの宮坂陽一郎氏。
 このシステムは1970年代にアメリカで誕生したシステムとのこと。魚に餌を与え、水槽内で排泄する。微生物とミミズが排せつ物を野菜の養分に変換する。野菜が窒素やリン酸を吸収し、きれいな水にして水槽に戻すという原理。...

 従来の水耕栽培のように肥料はいらない、病気に強い、有機栽培、無農薬栽培となるというものだ。また、従来の水産養殖と違って換水が要らない、薬を使わない、重金属等の蓄積が無いー安全な魚が生産できる。
 宮坂さんの研究施設(自宅の庭先と簡易ハウスの中で実証試験を行っている)に伺った時も驚いたが、大規模にやると失敗するようです。しかし、宮坂社長はそれをクリアしたとのこと。
 まさに汚染された土地や、都市部の空き地、工場、倉庫、事務所、マンション等の遊休不動産、地方の廃校などでも可能。
 それに根菜類も果樹も生産可能に。これまで多くの水耕栽培システムを見てきたが、ローコストでできるシステムは初めてだ。
 
 実用化させていくために多くの課題もある。技術的な課題もあるが、当人の資金不足と営業力。10月4日から始まる農水省主催のアグリビジネス創出フェア2017にNPO法人元氣農業開発機構の小間に展示する予定です。

 

新しい情報を、お届けします!

貴社の新しい商品、製品、技術などをご提供をお待ちしております。

 

環境農業新聞

(ニュース3)

第2回八ヶ岳フォーラム

第3回日本の農業と食のシンポジウム

食品ロス削減シンポジウム

「スマート農業の実現に向けた研究会」中間まとめ

大手術で元気な木田滋樹元官房技術総括審議官の巻

ホメオパシーの時代、幕開けへ

25年秋の叙勲で鈴木信毅氏、細田敏昭氏

元氣農業、アグリビジネス創出フェアに6小間出展

暖房費大幅に削減可能なボイラー登場

人物紹介:農水省研究官僚OBの西尾敏彦氏

独立行政法人農業環境技術研究所元理事長の陽捷行氏が語る農・環境・健康の連携に関わる研究

人物紹介:農水省施設園芸振興室長の川合豊彦氏

現地ルポ 農業生産法人ベジタブル・ユー

話題のだんだん(多段)ポット栽培

日本農学アカデミーシンポジウム

三輪、寺門両氏に叙勲

御池鐵工所、ニュー環境展に出展

細胞を生かす急速冷凍装置

6次産業化セミナー

人物紹介:農水省食品産業環境対策室 長野麻子さん

国会で藻類エネルギー論議

元氣農業、現地見学会

グリーンシステム、省エネ大賞審査特別賞受賞

元氣農業、農業フロンティアに出展

世界初、調理用のDHAを開発

御池鐵工所の新製品

趣味のスケッチ 桜庭厚生

農水省の見解を質す

環境農業新聞カラーで発行

日本豊受自然農の函南農場見学

農業生産法人日本豊受自然農・由井代表講演内容(全文公開)

 

静岡製機、ドラッピー(多目的野菜乾燥乾燥庫)を発売

6月15日

トマト黄化葉巻病を克服

NPO法人元氣農業開発機構、セミナーを開催